心揺さぶられた1冊の本&DVD「ランディ・パウシュ氏 最後の授業」

少し前から話題になっている、ランディ・パウシュ氏の「最後の授業」、少し前に本を読んで、今日DVDを見ました。

ランディ・パウシュ氏>
http://tinyurl.com/4y3daa

読んだことのある人は結構いるかと思いますが、この本は、僕はかなりオススメ!読む価値はすごくあると思います☆

著者のランディ・パウシュ氏はカーネギーメロン大学の教授。カーネギーメロン大学は教授の特別講演として「最後の授業」というシリーズが元々あった。教授が「もし死ぬことが分かっていたら残りの期間で一体何をするか?」というテーマで話す、というシリーズ。
当初ランディ・パウシュ教授が選ばれたのは偶然で、彼も「仮定」を作って話すと思われていたのだが、直前に膵臓がんで余命3ヶ月〜6ヶ月と診断されてしまい、文字通り本当に死を目前とした最後の講義となってしまったのである。

本では、ランディ・パウシュ氏の講演の後に執筆されている。死の直前にあってどのような心構えで過ごしているか、講義の背景や裏話、家族への想いなどが表現されている。
彼の言葉で何回も強調し、印象に残るのが次の言葉。

「夢を叶える道のりに障害が立ちはだかったとき、僕はいつも自分にこう言い聞かせてきた。レンガの壁は、僕の行く手を阻むためにあるんじゃない。その壁の向こうにある何かを自分がどれほど真剣に望んでいるか、証明するチャンスを与えているんだ」

他にも自分の人生をこんなにも素晴らしいものにしてくれた人々への感謝の想いや、人の夢を実現する支援をする、人のためになる、ということに対してものすごい喜びを感じている人だった。


自分の夢、希望を強く持ち努力することは熱意を生み、それが回りに伝染していって、非常に良い循環が出来ている良い例だと思う。果たして自分はどれだけの夢を持っているか、望みを持っているか?正直心もとない。レンガの壁にぶつかるとすぐあきらめてしまうレベルならたくさんあるが・・・。
今余命を宣告されたら果たして何をするだろうか?きっとレンガを超えていくような激しい想いを見つけていかないと、辛いのだと思う。


ちなみにこの本はDVD付となしと2つある。600円の差。最後の授業の講演を収録している。たしかに講演はYouTubeで見ることができるかもしれないが、映像がクリアなのもあり、個人的には断然DVD付がオススメ。
講演はかなり面白かった(^^)。本を読んでだいたい内容は把握していたけど、すごく見応えがあったし、最後の方はグッとくるものがあったよ。。。

自分的には本を読んでから講演映像を見たほうが面白いと思う。講演の背景などがわかるので、より講演を楽しく聴けるんじゃないかな〜。


元気に話していたランディ・パウシュ氏は残念ながら今年の7月25日に永眠された。診断がくだってから1年弱生きてたことになる。小さい子供たち(6歳、4歳、2歳)のために頑張ったのだろう。

合掌