ライラの冒険 〜黄金の羅針盤〜


映画が来週から公開されますが、先立って小説版を読みました♪まあ全3部作の第1作目で、完全に「続く」で終わっているんで消化不良の部分はありますが、まあまあというところでしょうか!?

ただストーリーや描写のイメージがちょっと沸き辛い書き方なのか、いまいちしっくりと内容を理解できませんでした。話の流れが小説の割にはドタバタしていて展開が速すぎるイメージがあります。これを映画の2時間少しで表現するとしたら相当飛ばしそうな気はする。


キリスト教の世界観への挑戦や、勧善懲悪ではないストーリーについては好感を持てます。自分は宗教にはまるで興味がないんだけど、宗教チックな世界観は結構好きなんです。矛盾するようなんだけど、芸術とか作品とかのレベルですね。聖書も一大物語だと思っていますし、絵画や何より音楽で表現されることが多いからかもしれないですが。フランツ・リストの宗教を題材としたピアノ曲は好きなので♪


第2部・第3部も買っているんで多分読むでしょう。黄金の羅針盤はちょっとゆっくり読みすぎた(2週間くらいかけちゃった)ので、理解度を高めるためにももう少し速く読みたいな、とは思います(^^)。