「会話ヂカラを学べ! マジビジ4」 著者 A バーカー


会話ヂカラを学べ! (マジビジ4)


「社会人3年目」の視点から見た、そろそろ本気でビジネスをしていく若手のために5つのテーマで作った基本のビジネス小冊子の1つ。会話ヂカラを学べ、ということで、若手が会社やビジネスにおける会話の方法、会議の方法など、人間関係において絶対に必要となる会話方法をまとめた本。


これは以前に参加したスパルタ読書塾の塾長であったエリエスの土井さんが巻末に推薦書を書いた、っていうのを土井さんのメールマガジンで紹介されており、思わず5冊とも買ってしまったもの。そのうちの1冊目。

若手が最初に読むビジネス書、という位置づけであるため、内容がわかりやすく噛み砕いて、多くのことを伝えすぎずキーポイントだけをまとめたノートみたいなもの。特に目新しいものはないが、改めて復習として使うにはわかりやすい本ではないか、と思った。

事実なのか感想なのか、問題点なのか解決点なのか、よくごっちゃになりやすいものをしっかり見極めて話すこと、であったり、話し上手は聞き上手だから、質問力をもっと高めなさい、を見て、前々から言われていることではあるが改めて意識する必要はあるな、と感じた。


一番参考になったのは「沈黙を恐れるな」。どうも個人的に沈黙は苦手だ。電車の中や会議の場で沈黙が来てしまうと、どうにも雰囲気が良くない、と感じて沈黙を破ることが多い。まあそれが会話を進めたりするきっかけになることもあるが、考えをまとめるための沈黙、という意味もあるから、ごちゃごちゃのまま話が進んでしまうこともある。意味のある沈黙、意味のない沈黙、というものをきっちりと見極める必要がある。意味のある沈黙の時に沈黙を破るための意見を言ってしまうと自分の意見を押し通していくしかなくなる。相手が熟考しているときはしばらく待ってみる、や話を向こうがしてくれるような質問であったり仕草をする必要があるとの事。意味のある沈黙であれば多少自分にとって居心地が悪くても耐える必要はあるな、と思った。


まあまあ面白いのだが、この内容で1,000円はちょっと高いかな・・・。

評価 6.0(サッカー風で言う10点満点 平均点6点)

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