「苦手意識は捨てられる NLP脳トレーニング」 著者 梅本 和比己


苦手意識は捨てられる NLP脳トレーニング


人は誰しも苦手なものを持っている。しかし苦手に思うのは他の出来事がキーになるのではなくて、自分の「脳」が苦手だというキーなのである。神経言語プログラム(NLP)のスキルを使って脳をトレーニングし、苦手なものを克服しよう、という内容。


例えば営業時代に、まったく新しい企業に飛び込むのや、アポイント電話をかけることがどうにも苦手だった。まあ得意な人はあまりいないとは思うけど。そういった営業の初期訪問を苦手なものからそうでないものに、プレゼンテーションの苦手な人は良いときのイメージを思い出し、それを「いつでも」引っ張り出せるように脳にインストールをしておく、などなど。


まだ実践出来ていないため実感がわかないが、先日のセミナーの少し前より本書を読み始めていた。セミナーでほんの少し体験出来たが、果たして本当に出来るのか・・・。というのも想像してみる、ということがどうにもイメージが沸いてこない。心理学的なものを一人でやるのは難しいと思った。


ただ比較的わかりやすい、と思ったのがコミュニケーションにおいて、第三者の自分を作り出し、自分が話している内容を客観的に観察してみよう、という内容。上司や部下、同僚などとコミュニケーションを取る際、自分の言い方がどうだったのか、相手の立場や第三者の立場にたって改めて振り返ることによって気付くこともあるという。
特に感情的な時には勤めてそれをやっていきたいと思う。


本としては、ノウハウ本であるし、読みやすい内容で書かれているので、NLPを「知る」ということには取り組みやすい本だと思う。一度読んでみても面白いかも。

評価 6.5(サッカー風で言う10点満点 平均点6点)

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