子供手当もいいけど、税金高いよ。。。

増税する国は果たして先があるのか!?

最近、著書「ローマ人の物語」を読んでいます。

シリーズを通して、古代ローマ帝国の税制などを著者の塩野さんは解説しています。税金はシンプル極まりなく、それでいて300年近く財政的にも安定して発展することができていました。

しかしいろいろな環境要因の変化で、税率などが変化(増税方向)に行くことによって、パクスロマーナ(ローマの平和)も崩れていきます。
またローマ帝国に限らず、古今東西増税に走った国はあまり良い状況になっていない。


危機的な財政状態でもあるし、増税は避けられないと言われている中、果たして子供手当は必要なのだろうか?
現金で与えるから所得制限云々の話が出てくるのであって、本当に子供の育成を目的とするならば、教育費をもっと安くするとか、お金があまりない人にも教育の機会を与えるようにするとか、現金以外の使い道はいろいろあると思う。

現金配布は国民のモラルを低下させてしまう可能性があるのでは!?今日もマスコミの街頭インタビューで、暫定税率維持で怒っている人がいるが、子供手当で配ることに対して怒っている人はいない。子供手当はお小遣いではなくて、みんなの税金なんだよね。


確かに景気が相当冷え込んでおり、生活に苦しんでいる人がいるのは事実。だけどそこまでダメージを負っていない人もいるわけで、いっしょくたに一律で支給するのはどうかと思う。

なんかお金をあげれば何とかなる、という安易な考え、アイデアの乏しさが今の日本が苦しんでいる大きな要因なのではないだろうか!?って最近思います。(自戒も込めて)