ついに民主党政権が発足。とにかく頑張ってほしい!

ついに鳩山さんが総理大臣に就任し、民主党政権が本格的に始まりました。完全な政権交代ということで、こないだの衆院選挙は歴史的な日(大袈裟な人は、明治維新終戦に匹敵する、と言っているけど、そこまでではないような・・・)として評価されるには、この政権がしっかり仕事をして成果を残す必要があると思います。
そういう意味では歴史に輝かしい名を残せる大チャンスでもあるわけで、ぜひとも頑張ってほしい。


ただ、経済政策には不安の声が大きい。円高容認は製造業にとってはかなり厳しいだろうし、円高による内需拡大はデフレを加速しかねない。いつまでも輸出を中心にするのはまずいという意見も確かにわかるが、市場の成熟度や市場成長度を考えると、グローバルにビジネスを考えないと今の巨大な日本経済を維持するのは難しいように感じる。


また、財政が大きくなるのも心配。借金をめちゃくちゃ増やした自民党が「財源」って口すっぱく言っていたのは笑止だったけど、でも同じ轍を踏んで国債を大量に発行したら、本格的にまずい。
債権国である日本の財政が破たんしたら、リーマンショックなどは比べ物にならないくらい大きな衝撃が世界経済に走るはず。財政再建もこの政権の大きな課題だと思います。


そのため、無駄遣い削減はかなり期待したいところ。やっぱりしっかり目的があって、有意義なものにお金を使ってほしい。
予算を持っているところは、本気でいろいろ追及すれば削減できる要素は多々あると思う。広告部門として、予算を使っている身からしても、「これは本当にいるのかな・・・?」っていうのは正直たくさんある。どういう成果を生み出して、そこにお金が投入されないとどんな弊害が生じるのか、政治家や官僚が腹を割って話してほしい。



政治とカネの問題でややきな臭い雰囲気を感じるが、それによって国会が空転しないようにしてもらいたい。追及とかするのも確かに大切だけど、それ以外にやらなきゃいけないことが山ほどあるはずで、自民党含めて、国民や経済、世界のことを真剣に考えて、ある程度小さなことは目をつむり、大きな視点で物事を進めてほしいです。