うまくいくから自信が出るのではなく、自信があるからうまくいくらしい。

NHKの番組「新BSディベート」。7月末に放送されたのを、先週末に再放送されていたので、HDDに録画してみました。
テーマが「Wカップサッカー、日本がどう戦うか!?」というテーマだったというのもありますが・・・。


内容としてはそれほど面白いものではなく、時々やっているテレ朝の「朝まで生テレビ」の方が白熱して面白いことが多い気がします。
まあ、NHKらしく、うるさくなく落ち着いて議論を聞ける、というメリットもありますが・・・。


番組の中で、やっぱり日本代表の岡田監督の目標「ベスト4」が取り上げられていました。
賛否両論あるこの目標、サッカー雑誌や多くのネット上のサッカーファンには小馬鹿にされることが多いこの目標について、参加者の後藤さんがいいことを言っていました。口に出すからこそプレッシャーも出てくるし、みんながそこに向かって行動できるわけで、口に出すことが大事だ、と。


日本は大きな目標を掲げると、馬鹿にされて潰されることが多い気がします。言う方も失敗したときのリスクを感じてなかなか言えないもの。それはよくわかって、僕も全然目標とかは言えない方なので、反省なのですが・・・。


岡田監督がこの「ベスト4」と言っている考えもチラッと番組で取り上げられていました。岡田監督の信念として、「うまくいくから自信が出るのではなく、自信があるからうまくいく」というものがあるようです。自信と成功では、自信が先なのだとか。根拠のない自信でも持つことが大切だと考えているようです。

試合のロッカールームでのミーティングで、選手1人1人に紙に目標などを書かせて、それを発表させて、「できる!」と自信をつけているようなのです。


世界的に見ればまだまだでも、日本人の中では間違いなくトップレベルの集団が取り入れている。よく岡田監督とか日本代表選手とかが批判されるものですが、自分たちは日本のTOP20のビジネスマンに入れるのか?という風に自分たちの立場に置き換えてみると、どれだけ難しいか、凄いことか、ということがわかります。


根拠のない自信だけあって行動しない人などは見ててイラッとしますが、自信を持って行動すれば、周りにも応援されやすいし、失敗しても自分の成長にはなると。ひっそりと行動すれば失敗は隠せるので一時的には楽なのですが、きっとツケがいつか回ってくるのかもしれません。


と、自分自身できていないし、苦手なことばかりですが、この番組を見て何となく得るところがあったので、見てよかったな〜っていうのが結論です(笑)。