う〜ん、浦和レッズがまたも惨敗、らしい・・・

試合は見なかったので何とも言えないが、ナビスコカップ浦和レッズ清水エスパルスに0−3で完敗したらしい。土曜日の名古屋戦も0−3で敗戦したから、はっきりいって今の浦和はJ降格争いをするくらいのレベルでしかないような気がする。


フィンケ監督への非難が高まっていますが、根は、強かったギド・ブッフバルト監督時代からの、走らない個人技サッカーだと思う。今の浦和の選手たちは決して技術が高いと思わない。戦術理解能力というのも含めて。基本的なパスミスも多いし、何より迷うシーンが多いというか、判断が非常に遅いんですよね〜。サッカーインテリジェンスが足りない感じ。


今まではエメルソンなり、ポンテ+ワシントンと、強烈な個が結果を残せていたので、しっかり守ってカウンターをしかければ結果は出ていました。
ただ当時から、試合をやるごとに上積み、いわゆる成長を感じなかったので、いつかは来る道だと思っていました。


フィンケ監督が、キャンプ時に選手たちのスタミナ測定をした時に、「驚くくらい体力がない!」と言っていたようです。それがわずか1シーズンのキャンプだけで体力がつくわけではないのです。積み重ね・継続性がいかに大切だということがよくわかります。


負傷者も多く満足にメンバーを揃わない不幸もあると思う。フィジカルコーチとかの責任も重大だけど、選手たちの体力・フィジカルが弱いのも1つの要因なのでは!?と思ったりもする。


ギド・オジェックエンゲルス、と個人技サッカーで頂点を極めたメンバーでは成功体験が抜けないし、フィンケの目指すコンビネーションサッカーをしてきていなかった。ここらで彼らを外して世代交代をもっとドラスティックに進めていく必要があると思う。


補強はビッグネームや応急処置ではなく、浦和のビジョンにあった選手の獲得(年代では中堅レベル)が必要なのは言うまでもない。新しい、個人技サッカーにならされていない、かつある程度の経験がある選手は必要なのではないだろうか!?

選手起用も含めて、フロントと監督の英断を望みます!