ついに東京都議会議員選挙の通知が来ました!

今月の12日に行われる東京都議会議員選挙。今年は衆院選の前哨戦の意味合いを強く打ち出されており、例年以上に注目が高い選挙だと思っています。

この選挙で「どこが勝つか?」に加えて、「どれくらいの差が出るのか?」が注目です。


民主党の党首が交替したのちは、再び自民党のマイナスの報道ばかりが目立つようになってきました。現にもういまや政治家は選挙のことのみ考えているような言動や行動が多く、この大不況期にも関わらず、一丸となって国民のために何かをしよう!という気概が見えないのが残念です。

特に政権与党として行動できるはずの自民党が政権維持のためのみに動いているような感じがしますし。確かに補正予算などで巨額の財政出動はしているわけですが、その効果があるようにはいまいち見えない。
かなり話題になった定額給付金の効果はどうだったんでしょうね!?


長年与党にいると、どうしても利権が生まれてしまいます。シビアな目が届きにくい。特に予算主義だとその傾向が強いように思います。
1つの企業でも、お金を使う部門(広告宣伝部門などなど)に長くいると、すごくお金の意識が薄くなるような気がしています。「このぐらいの額なら使ってしまおう」というのが積み重なって、本当に効果の高い投資ができているのかどうなのか疑問に思うところも多い。


一企業ですらそうなのだから、国の予算を預かる者としてはますますチェックの甘さが出てくると思う。そういう意味で、健全な財政や政治を維持するためには、ある程度の政権交代は必要だと思う。


個人的には都議会選と衆院選の結果はそんなに連動しない気がしています。今どっちかの党が相手にかなりの差をつけて2連勝する、というのは考えづらい。もしこの都議会選挙で民主党が大勝ちするようだと、衆院選はその反動があって意外と僅差になるのではないかと思う。

今回がもし僅差だったとしたら、そのあとの両党の行動によってどっちに転ぶかわからなくなると思うので一気に衆院選が面白くなるかも。うまくやれば衆院選民主党が大勝ちする可能性も高くなる気がします。