心のなかの幸福のバケツ

昨日少し取り上げた著書「心のなかの幸福のバケツ」を読み終わりました。
“仕事と人生がうまくいくポジティブ心理学”というサブタイトルで、いかにネガティブは恐ろしく、ポジティブは素晴らしいか、必要なのかということを簡単に書いた本。


本文は100ページくらいの非常にあっさりした内容で、読みやすい内容だと思います。それで、ぜひこの本は多くの人に読んでもらいたいなと思う。そうすれば世の中すごく明るく、前向きな社会になるのではないでしょうか!?(^o^)//.


著書でも「ネガティブ」によって生産性があがることはなく、それによる経済損失はかなりのものになるとありましたし、何より朝鮮戦争の時の、北朝鮮アメリカ兵に行った心理的拷問の恐ろしさが何より物語っていると思います。

捕虜を人間不信など徹底的に「ネガティブ」にすることによって、肉体的拷問は少ないのに捕虜の死亡率が非常に高かったのは、精神的要素がいかに大切かをよく伝えるものだと思う。



会社とかでもわかりますが、なんでもネガティブに考える人は凄く多いですよね。
失敗を防ぐためのリスクマネジメントの考え方からすると、慎重に考える必要があるのはわかるので、なんでも楽観的に考えるのはよくないというのもありますが、リスクマネジメントから慎重に考えるのと、なんでも否定的にネガティブに考えるのとでは大きな違いがあると思います。


ネガティブに考えているときは、なんでも否定から入ります。時にはネガティブな言い訳をするために、一生懸命ネガティブなことを考え発言します。そしてそういう発言は周りにもあっという間に伝染して、いろいろなものが落ちるといいます。
逆に、慎重に考えるときにポジティブなマインドで臨むと、ポンポンと良いアイデアが出やすいように思う。


付き合う周りの人にもよりますが、ネガティブ力の伝染力は相当あるので注意する必要があるみたい。人間関係がうまくいくためには、ネガティブ言葉を発してしまったら、その5倍はポジティブ発言をする、それを繰り返していけば人間関係は非常に円滑になるそうです。


本書で書かれた面白い実験。新婚夫婦をかなりの数集めて、お互いにどんな発言の傾向にあるのかを調査して、10年後に結果をみたらしい。そうすると、10年後には49%の夫婦が離婚しており、ほとんどがネガティブ発言比率が多いカップルらしい。他にも喧嘩ばかりしていた夫婦がポジティブ5倍ルールを取り入れたところ、相手のいいところを一生懸命探すようになるとどんどん見つかってきて、見事に修復した事例もあるとか(^o^)//。


「さあ、才能に目覚めよう」という本を入手すればできる「ストレングスファインダー」という、自分の特性などが簡単にチェックできるサービスがあります。僕の強みをリサーチしましたが、その1つとして「ポジティブ」が上がっていました。事前予測したときは自他共にこの要素はあると思っていたので、そのとおりになってよかったです。


ポジティブに考えることをとにかく頑張っています。ネガティブで考えると正直何も良いことがない。特に僕はストレス体制が弱いので(--)、ネガティブシンキングになるとすぐ食欲が落ちて元気がなくなってしまう。全然楽しくないので、とにかく頑張ってポジティブにポジティブに考えようと、より一層意識しました。


それによって、自分も含め周りの人もポジティブオーラに包んでHappyにしていきたいです♪

またポジティブに考えていくためには、とにかく良いところを探そうという姿勢が重要。今後とにかく何かしら「感謝」や「褒めること」をしていきたいと思っています♪