豚インフルエンザがWHOの警戒フェーズ4に引き上げた!

<豚インフル、警戒水準「4」に引き上げ WHO、感染増の証拠>

メキシコで多数の死者を出している豚インフルエンザ。世界に拡大の様相を示したということでWHOが「ヒトからヒトへ感染する」警戒フェーズ4に引き上げました。
それによって各国が検疫を強化する方向だそうです。


2005年の鶏インフルエンザ再来の恐怖が出てきました。

日本ではまだ感染者や、感染の疑いがある人は発見されていませんので、空港などの水際対策を万全にしてくれることを期待したい。


ただ鶏インフルエンザの時ほど被害は拡大していないし、感染者は世界中で始まったものの、まだ死者はメキシコにとどまっているので、その頃の教訓を活かして感染を拡がらないようにしてくれるのでは、と思っています。


ただ、メキシコや、メキシコから流入することが多いアメリカは医療体制が整ってると思うので、発見とかはしやすいと思いますが、メキシコと近い中米や南米がちょっと心配かも。現にコロンビアでは感染の疑いがある人が10人を超えているようなので、アメリカなどに比べて医療体制が整っていなさそうな南米に広がってくると厄介になる可能性はある。


メキシコでも感染の疑いがある人が1600人くらいで、死者が150人くらいだから、10%というめちゃめちゃ高い致死率になっているので、もし感染が拡大したらかなり脅威ですね。


ちなみに、世界的大流行(パンデミック)をして甚大な損害を与えたのが、1911年のスペイン風邪。何と4,000万人もの人がなくなったようで、当時の世界人口を考えるととんでもなく高い死亡率。さすがにここまで拡大することはないでしょう(と期待したい)が、日常の生活でも、うがいや手洗いなど、感染のリスクを減らす行動を1人1人がしていく必要がありそうですね。