ECM(Enterprise Contents Management)市場が伸びているらしい

<CNET JAPAN:2008年度の国内ECM市場は大幅な伸び、マイクロソフト製品が好調>

企業内の情報(コンテンツ)を整理し活用できる基盤であるECM、2008年度は前年比46%もの急激な増加を示したようです。その中でマイクロソフトの「Microsoft Office SharePoint Server 2007」が絶好調だったとか。


企業内検索や、社内で活用できるブログ/SNSが話題になり、それに対するプロモーション機会を目にすることが多かった。ですが、その割にはあまり企業内情報を活用するためのソリューションがそれほどニーズがあって売れていたか、というと、それほど影響があったようには思えない。。。自分たちの施策が良くなかったのもあるでしょうけど、協力しているベンダーとかも果たして絶好調だったか?というとそんなことはなかった。市場は伸びているけどマイクロソフトの1人勝ちみたいな感じになっているのでしょうか!?


こないだ情報共有をテーマにワーク形式のディスカッションセミナーをやったのですが、せっかく作った社内ブログやSNSもうまく使われなくなってしまった、、、という意見も結構聞かれました。ただそれでよくはなくて、やっぱり情報共有ができていなくて同じような失敗をしている、という人も多かったので、情報共有やコンテンツ管理は必要だという認識がありました。


SFAもそうですが、この手のシステムはいかに通常業務に「MUST」な形で組み込むことが大事だろうなと思います。ツールの機能ももちろん大切ですが、どうやって「運用」していくのか、この手のソリューションについてはまさに「活用する側=導入する側」の真剣度が成功でかなり大きなファクターを占めているのではないかなと、CNETの記事を見て改めて思いました。