コクヨが面白いフリーアドレスシステムを提供しているようです。

<ITmedia:座席は“ダーツ”で決める? コクヨのフリーアドレスシステム「OfficeDARTS」>

フリーアドレスでの座席決めをシステムで行おうという仕組みのようです。

フリーアドレスだと、気のあった仲間同士で集まりやすく、実はコミュニケーションが偏っているのではないか?という仮説をもとに開発・提供をしているようです。

各自の日々の業務ごとに分けて、席が自動で決まるようです。誕生日ごとだったり、同じ趣味同士だったりと、様々な観点のファクターを持たせて決めるみたいですね。


自分のところはフリーアドレスではないので、いまいち実感がわかないですが・・・。


このシステムが面白いと思ったのは、一見コミュニケーションを深めるための施策といいながら、本当の狙いは従業員の時間厳守・業務効率化なのではないか、というところです。
あらかじめ自分で時間を30分〜2時間の時間を入力することによって座席が決まるようなので、言い換えてみればその時間内の仕事が終わらなければ座席から追い出されてしまう、ということ。

片付けなどの時間も考えると、その時間全部を業務で使えるわけではないので、場合によっては相当なスピードアップが必要になってくるかもしれない。


しっかりルールを決めて、半強制的に時間内に終わらせるような仕組みを作ることで残業抑制になるかもしれません。ワークライフバランスだったり、残業代の削減だったりを、日中の仕事の密度向上(時間制限)によって達成できるツール、と読み込むと、これは案外ニーズがあるかも。。。


最初の「コミュニケーション」のための目的で160万円は出せないので、正直これは???と思ったんですけど、ホワイトカラーの生産性向上と考えると使い方によっては面白いかもと思いました(^o^)//。