懲役150年というとんでもない判決の可能性が。。。巨額詐欺事件

<NIKKEI NET:ナスダック元会長を起訴、最大150年の実刑も 巨額詐欺容疑>

ウォール街の中心的存在として活躍していたナスダックの元会長が巨額詐欺で逮捕された事件、容疑を全面に認めているようで、最大懲役150年になる可能性があるようです。


アメリカの司法での懲役は、犯罪の重さを純粋に加算したものを懲役期間として判決が下るみたいなので、懲役100年を越す、という話もたくさん聞いたことはありますが、懲役150年ってすごいですよね・・・。実質終身刑みたいなもの。


つくづく犯罪って恐ろしいと思う。懲役とは、人間のもっとも大切な資産である「時間」を奪ってしまう恐ろしい刑。「お金」は失っても取り戻したり稼いだり出来る人はたくさんいるけど、失った「時間」を取り戻したり稼いだりする人はいない。そういう意味では懲役刑とはかなり辛い罰則だと思います。


このナスダック元会長も、一般的にいえば大成功の部類に入るビジネスマンであったはず。何が彼を犯罪の手に染めることになったのか!?業績を上げ続けなければいけない猛烈なプレッシャーがあったのだろうけど、そう考えると「ビジネスでの成功」と、「精神的な成功」は決してイコールではないんだな〜と、ちょっと思うところがありました。

もちろん成長意欲を失ってはいけないのですけど、自分にとって何が「成功」なのか、はよ〜く考え続ける必要があるかなと考えています。