東京ヴェルディの身売り(噂)と、収入増加のためのPR活動

<NikkanSports:東京V身売り否定せず3・1にも新体制>

まだ確定ではない状況ですが、東京ヴェルディは日テレの出資比率を下げて外部の企業がメインになる構図になりそうです。

名門であった読売クラブの流れを受けたヴェルディも迷走を続けていますね。読売ジャイアンツの成功事例に乗り、Jリーグの理念の地域密着思想を相容れない状況になってから凋落が始まったように思います。ヴェルディ川崎時代も観客動員数は落ちていましたが、やっぱり東京に移転してから一気に落ちてしまいましたね。

同じ東京でもFC東京は地域活動を頑張っていると思います。市内だけでなく23区内にもFC東京のフラッグを見るのも決して珍しくありません。逆に、東京ヴェルディのフラッグなどはほとんど見たことがありません。これが、同じスタジアムを使っていながら平均観客動員数が10,000人も違う両クラブの差なのだと思います。


当初「読売」の名前を入れる入れないでJリーグ(川淵さん)と対立していましたが、結果的にはサッカーもプロ野球も地域密着チームが順調に伸びている(浦和・新潟・大分、北海道日本ハム楽天など)し、巨人などは苦しんでいます。来シーズンの放映数もかなり減るみたいですね。

やはりホームタウンでの地道な活動が欠かせないのだと思います。そして選手はもっと広告塔になるべきだと思います。確かに試合をするのが彼らのメインの仕事ですが、彼らの本業は「エンターテイナー」だと思っています。サッカーをするだけではなくて、いかにお客さまを惹きつけることができるかが重要なのではないでしょうか?どんなに凄くてもうまくても、お客さまを惹きつけられない選手は本業を全うしていることにはならないと感じています。(給料はお客さまからもらうので)


Jリーグの観客の平均年齢が40歳に到達したとのこと。年齢の幅が広がったことが影響しているので、若手がついてきていない、ということは決してないのでしょうけど、常に新しい観客層を開拓する活動はし続ける必要があると思います。


ヴェルディも別に「読売」や「日テレ」の名前がつかなかったから凋落したのではないでしょう。名前さえつけば人気が出るなんてことはないです。名前がつかなかったからPR活動ができない、ということももちろんありません。
でも昼間の15時からの試合とかでも、他のドラマの再放送とかよりサッカーの試合のコンテンツは魅力がないんでしょうか?あまりにも地上波が少なすぎるんですが、もっともっと媒体を使って出来ることはあったように思います。巨大な媒体を持っていたのに活用できなかったのは勿体無かったですね。。。


ヴェルディだけでなく、Jリーグ全体にもいえますが、YouTubeでもいいし、ネットでもいいし、もっともっと各クラブ・各選手がPR活動をしていくと、面白いのではないでしょうか!?オバマ大統領の勝利も、完全にPR作戦勝ちだったと思います。あれだけ草の根活動でYouTubeを使いこなしたのは相当すごいと思っています。


お金がなくてもできるPR活動、ファンつくり、共感を作る作業、自分たちのビジネス展開も視野に入れて、もっともっと発想力をつけて、考えて行動していこうと頑張っています。