歴史ビジネスライブ「上杉謙信・直江兼続・上杉鷹山」

ビジネス発想源の弘中さん主催の歴史ビジネスライブに先日参加してきました!時流にのって、上杉家を取り上げて、上杉家の成し遂げたことやマインドと、現在のビジネスマインドをつなげる、という内容のセミナーでした。

動乱期の勢力拡大・安定期の勢力拡大・衰退期の復活方法など、歴史に学ぶことは多いというのもわかる気がします。優れた経営者は歴史好きが多いという話も聞いたことありますが、歴史は成功失敗共に、既に実現されていることなので、説得力があるからなんでしょうね。

上杉謙信は70戦して2敗しかしていないのは、神がかり的なものがあったり、義を重んじていたから、などの精神論だけではなく、本質は「不意打ち」「夜襲」を駆使して、地道な活動を続けていたからこそ実現できたものだという話。当時夜襲で兵を動かすのは相当難しく、かなりの統率力と大将への信頼を持っていないと実現できなかったみたいだから、そういう地道な努力をし続けたからこそ負けなかったのだということで、経営者もビジネスマンも、1発逆転にかけるのではなく、できるところから愚直に、執念深く取り組んでいくことが大事なのだと考えさせられました。


大河ドラマ天地人」の主人公である直江兼続。卓越した政治家でしたが、人脈ネットワークを駆使した人物でもあったようです。関ヶ原で西軍について敗退し、本来ならお家取り潰しになるはずなのに、関ヶ原後に、徳川の軍師である本田正信と強固なネットワークを作ることによって幕末まで作る藩を作り上げました。
豊臣時代にも石田三成だったり、風流人の前田慶次だったりと非常に幅広い分野で人脈ネットワークを作っていたために、一大名の家臣に過ぎない人物が全国的に評価されたといえると思います。効果的な人脈ネットワークつくりは大切なんでしょうね。


上杉鷹山は正直名前を聞いたことあるくらいで、ほとんど知りませんでした。17歳で宮崎県から養子に入って、財政破綻していた藩を立て直したそうなので、相当だと思います。支出切り詰め→収入の拡大→人材の採用、という風に、とにかく出来るところから行動していったようです。

「成せばなる 成さねばならぬ 何事も 成らぬは人の 成さぬ成けり」が有名な格言。ビジネスマンにも評価が高いようですね。


上杉謙信が定めた、上杉家訓16か条で、常に心という言葉が使われています。「義」「愛」「心」など、上杉家の精神が尊敬され続けているのも、この家訓を見ると何となく判るような気がします♪


前回の三国志ライブに引き続き、トークも面白く、気付きの多い楽しいセミナーでした!また参加したいですね♪