Google Chromeのことを語ったMozilla会長の記事を読んで考えてみた

<CNET Japanより:モジラ会長インタビュー:「Google Chrome」には動じない>

Googleがブラウザ「Google Chrome」を出してからしばらく立ちますが、Firefoxのライバルになって、Mozilla会長はさも気をもんでいるかと思いましたが、そうでもなさそうです。
とはいえMozilla Foundationの収入のほとんどをGoogleの広告で稼いでいるようなので、Googleが自分のブラウザを強力に推進し始めるとどうなるかはわからないですが。

ただ会長もおっしゃっていたように、オープンソースでいろんな技術者が開発しているブラウザであるから、Google Chromeなどで見られるすばらしいアイデアは自分たちの参考になる、だからWelcomeだ、というようなことを書いていた。IE7についてはもっと厳しくて、IEデファクトスタンダードを握っているんだからもっと圧倒的に進化しないとWeb社会が発展しないよ、みたいなことまで言っている。余裕だね(^^)//。

IE一色だったブラウザも、FirefoxGoogle Chromeだけでなく、OperaSafariLunaScapeなどなど、数々出てきました。自分もIEはほぼ全くといっていいほど使っていない。8年前くらいからLunaScapeを使い始めいるが、タブ型+マウスジェスチャーなどの機能があるブラウザになれると、IEはもう厳しいのが正直です。IE7も一応タブ型ですが、タブを開いてからそのタブ上で操作しないとウィンドウが開いてしまうので、あんまり意味がない。。。

ただ最近Firefoxも併用することになりました。やっぱりいろんな機能が備わるアドオンは相当便利。Google検索結果で、Webページのイメージがわかるアドオン「Google Preview」などは結構便利だね。
Google Chromeはちょろっと使っていて、軌道や表示の速さには驚いているものの、Firefoxのアドオンの便利さにはかなわないから乗り換えまでは行っていない。

LunaScapeのいいところはIEエンジンを搭載しているので、自社内のWebシステムはほぼ対応できている。(一部IEエンジンでもダメで、IEそのものじゃないと動かないシステムもあって困るが。。。)
しかしIEの比率が相対的に落ちている中において、いまだ多くの企業内WebシステムはIEしか動かないのが現状。もちろん様々なブラウザでの動作確認は大変なのはもちろんわかりますが、IE以外のシェアが高まっている現在では、IE専用だと時代遅れになりかねないという危惧を感じています。IE8辺りでFirefoxなどに負けない機能が出てくれば話は別だけど、きっとFirefoxはすぐに上回るでしょう。


とはいえ、企業内へWebシステムを提案するときに、利用推奨ブラウザなどはそれほどウェイトは占めないので、そこまで工数をかける必要はあるの!?という疑問はあることはありそうですが。。。

製品開発の任には当たっていませんが、勢いのあるところに乗っていくことが大事だということを、日本一のメールマガジンである「平成進化論」でも書かれていたので、勢いのあるところと組めると面白いと感じています。

※ブラウザの優位性はあくまでインターフェース=使い勝手だけで判断しています。セキュリティとか諸々考えるとそう単純にIEは良くない、とかにはいかないんでしょうけど。。。