「「1分で話をまとめる技術」を読んで、プレゼン技術を磨く」 講師 土井英司


<第6回スパルタ読書塾>
http://eliesbook.co.jp/sparta/


Amazonのカリスマバイヤーであった土井さんが、ある1冊の本を取り上げそれを解説やそれを基にしたワークを行う参加型のセミナー。


今回は樋口さんの「1分で話をまとめる技術」を題材にした。今回2回目の参加なのだが、セミナーで始めまして、という状態がほとんどだったのにも関わらず爆笑ありの大盛り上がりで、かなり面白かった。


今回のキーは「たたき台」と「話を言い切る」ということだと理解した。議論をする際に、まず大枠のたたき台を提示することによって話が円滑に進む、とのこと。それが賛成でも反対でも良くて、例え違っても自分の意見が違っただけで自分が違っているわけではないのだから、どんどんたたき台をぶつけていった方が良いと思った。

また「話を言い切る」ということでは、新聞の見出しのように、まず大見出しを読み、興味があれば中見出しを読み、さらに詳細を知りたい場合は記事を読む、という流れをする人が多いことから、まずはインパクトを持たせる言い切り方をすることが大事。その際仮想敵を作るなどして逆説的な言い方をするとインパクトが生まれるという。
確かに以前ITベンダー向け販促セミナーのコンサルをやっているナレッジサインの社長さんも同じようなことを言っていた。タイトルなど興味を弾くにはネガティブワードが良い、という。

自分で作っている敵であるから、それを撃破する、という論法は比較的容易に書けるし、それによってある種説得力も生まれるし、積極的に取り入れたい。

セミナーの最後のグループワークで「世間の常識に反する、刺激的な本の企画を考えなさい」というのがあって、皆かなり面白い刺激的な話が出て(「携帯を折れ!」「ホスピタリティ不要論」「101回目の金返せ!」「引きこもりって最高じゃん!」みたいな・・・)、確かにインパクトはあるな〜と。話も面白かったし。



そのほかワークでは、最近流行のWeb2.0を使ったサービス案を出して、というのがあって、出てきたアイデアを見たり考えたりしているといろんなアイデアは思いつくね。出来る出来ないは別として。技術的には全て出来そう。今後もWeb2.0を使ったビジネスがまだまだいろんなビジネスが出てきそうな予感。


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