「投資組合の悪用許さぬ手だてを」


日経新聞社説>
http://www.nikkei.co.jp/news/shasetsu/index20060219MS3M1900C19022006.html


ライブドア事件で名前が知られるようになった投資組合。現状私募で設立された投資組合は届け出の必要性がない。それが今回悪用に使われたが、現状のままだと今後も悪用に使われる恐れはある。金融庁は今国会に金融商品取引法案を提出する予定だが、その内容で、きちんと監視することや、大量株式を保有した際には報告をするような義務を設けて資本市場健全化のため投資組合の悪用防止を徹底するべきだ、という内容。


そもそも、「投資組合って何のためにあるの?」ということが理解できていない・・・。投資をするための団体であるが、私募で設立された団体は報告の義務も監視される義務もない。それで資本市場に参入できるのだから怖い仕組みなのではないだろうか!?


しかし企業も個人も金持ちになるにはビジネスを起こすと同時に投資もしていかなければならない。しかし投資はある意味形のないものを動かし続けてお金を生み出す手段。それが監視されていないことには何でも許されることになる気がする。


投資組合がなんのために存在しているのか、ということはどれくらいの人がわかっているのかは定かでないが、ライブドア事件が特殊である、という捉え方をせず、氷山の一角だという認識をもってきっちりと再発防止のための対策を練っていく必要があると思う。


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