「消費がカギ握る今後の成長」


日経新聞社説>
http://www.nikkei.co.jp/news/shasetsu/20060217MS3M1700L17022006.html


日本経済が4年近く好景気を迎えている。成長も内需と外需がバランスよく伸び順調。また個人消費もそれに貢献している。しかし消費税などの増税や医療費の自己負担額の増加など、消費者が財布の紐を締める要因となる課題は存在している。個人消費だけでなく、民間や公共の生産性向上や規制緩和による成長の維持が大切だ、という内容。


すごいね。好景気が続いている。でも「失われた10年」とかで散々経済不安を騒がれてからもう4年近くたつのか〜。あまり実感がない。
株価は2万円をつける、という人もいたりとまだまだ強気。企業の業績も良くボーナスも出てきていることから消費も弾んでいるとか。でも消費について、だんだんと持てる者持てない者の差が広がってきているのではないか、と感じる。いまや低価格だけでは売れず、高級なものがどんどん売れていく時代。正月の時なんぞは1億円の福袋だったり・・・。信じられないね。

かたや朝日新聞に連載されていた「高島平の団地」のように苦しい世界に住んでいる人もたくさんいる。そういう人たちは昨今の好景気は実感できていないだろう。


だからといって貧富の差をなくすためのサラリーキャップなどは設けるべきではないし、弱者救済のために財政出動をすることももはや不可能。
「金持ち父さんの若くして豊かに引退する方法」に書いてあったが、本当に恐ろしいのは「無知」であることだと思う。金持ちになる方法、お金を生み出す方法は金持ちが知っていて、どんどん指数関数的に増やすことが出来るという。でも一般庶民はその方法を知らない。

まあそういった即時的効果を教えることは難しくとも、もっと勉強しよう、とか学びを推奨する仕組みを考えていくことが経済支援だけでなく必要だと思う。


ここでいう学びとは「微分積分」のような今行われている教育ではなく実生活に役立つことであることが必要。

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