「アルビレックス新潟の奇跡と軌跡」


<夕学五十講座>
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J1チームのアルビッレクス新潟会長である池田さんの講演。いかにアルビレックスが奇跡を起こしたか?新潟を世界一の街にする、総合スポーツクラブでもって新潟に誇りを持たせる、ファミリーのつながりを大事にした、結果アルビレックス新潟の成功があった、という内容。


たった10年前にはクラブの存続事態が怪しかったクラブ。1998年には大量解雇でサポーターともめたクラブ、2003年ではJ2でありながら4万人以上の観客動員を何度も記録したすさまじいクラブ。まさに成功へと駆け上がったアルビレックス新潟


J1で常に観客動員のトップを張っていた浦和レッズもかわし、Jで1位の動員数。騒音度という、スタジアム内での声の反響度も浦和を越えた、との事。実際にスタジアムに見に行ったことはないのだが、一面オレンジ色に染まりみんなで応援する様は圧巻。


無料招待券を配布していって、地道にサポーターを増やしていった話は有名だが、無料で配布したらその後に有料化しても誰も買ってくれないんじゃないか、という心配はあったらしい。しかし多くのお客様に来て頂いて、スタジアムを満員にして劇場空間を作れば、きっと楽しんでまた来てくれる、そのために満員にすることが必要だ、という考えから実施したらしい。成功したね。


今でも満員にこだわっているらしく、5万人に満たない収容能力であるビッグスワンで、8割以上の4万人収容がかなわなかった試合の後は社長が池田会長に減棒の申し入れをするほどこだわっているらしい。他のJクラブでそこまでシビアに考えているクラブはないだろう。


自分も浦和レッズを応援するようになったのはあの熱いサポーターの応援とスタジアムの雰囲気が好きで応援するようになった。初年度のお荷物、と呼ばれていたときから。一時の鹿島にしろ、浦和にしろ、新潟にしろ、やはりサポーターに元気がありサッカーもみたいがスタジアムでみんなで騒ぎたい、という雰囲気を持たすことが観客動員数の伸びにつながっていると思う。


良いサッカーをして観客数が伸びていないクラブもいっぱいあるし、減ってしまうクラブもある。クラブの努力も必要だが、サポーターの努力も必要だと思う。いかにみんなで楽しめるか、盛り上がって応援できるか、クラブとサポーターの関係をもっと緊密にし、積極的にコミュニケーションをとってクラブを育てていく必要があると思う。

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