「一線を越えたか、ライブドアの経営」


日経新聞社説>
http://www.nikkei.co.jp/news/shasetsu/index20060116MS3M1600616012006.html


ライブドア証券取引法違反容疑で東京地検の家宅捜索を受けた。2004年の近鉄買収問題や昨年のフジテレビ買収問題などで一気に名声を高めたライブドアだが、ビジネスモデルがM&Aなど金融取引中心であることから危うさがあった。今回の疑惑が今回ので留まるのか、新たな進展につながるのか、きっちり調査しなければいけない、という内容。


しかしライブドア堀江社長もいろんな体験をすること。すごいね。

というのは置いといて、ここ数年新興企業によるM&Aが脚光を浴びているが、やはり日本の証券取引所のルールが追いついていない印象を与える。フジテレビの際の時間外取引や株式の大量分割など、確かに"違法"ではないが、ある種「想定外」の出来事であったため、"合法"なのかどうかはグレーなところだったのではないか!?

でもITバブル時代のアメリカのように株主至上主義が浸透すると、多かれ少なかれマネーゲームは始まってしまうと思う。はっきり言って最近のマネーゲームの手法・金融商品の豊富さなど金融の世界は本当に難しい。
しかし人口減や破綻気味の財政など、従来の産業時代の方法では衰退していくばかりなので、いかにお金を増やしていくか、というのは企業も個人もかわらないと思う。それが投資だったり、ということになるのだが。


「金持ち父さん 貧乏父さん」でも書いてあったが、数々の金融取引を目の当たりにするにつけ、ファイナンシャルリテラシーというのは本当に日々勉強していかなければいけないのではないか、と思った。財政問題で最も基本的なことである税金のこともあんまり知らないし・・・。(確定申告とかをしっかり習ったこととかないしね。)