「通信と放送の融合に求められるもの」


日経新聞社説>
http://www.nikkei.co.jp/news/shasetsu/index20060109MS3M0900209012006.html


昨年ライブドアとフジテレビ、楽天とTBSの関係のように通信と放送の融合問題が出てきた。それについて、規模の拡大と競争、新たなビジネス展開でグローバル市場において勝ち抜くために経営などを強化していかなければいけないが、公共の視点ももった放送としなければいけない、ということを記載した内容。


昨年はライブドア楽天のおかげで、またUSENAppleなどがコンテンツ配信サービスを展開したことにより、放送と通信の融合について大きく騒がれた1年だったと思う。タイムワーナーやAOLの売却問題も改めてクローズアップされていた。


ライブドア楽天の問題が一番メディアでクローズアップされていたが、そのとき思ったのはなぜ放送会社は上場しているのだろう?自分から株を売っておいて、大量に買う人がいれば買うな、っていうのはおかしいんじゃないだろうか!?安定株主工作をするくらいなら最初から売りに出さなければ良いのでは、と考えてしまう。時価総額も売上高に比べてそれほど高くないことから合併先として狙われたわけだし、上場の意味を再考する必要があるのではないか!?


さて、合併の際によく言及された、放送業界においては公共のジャーナリズムとして特定の資本の影響を受けてはいけない、とあるが、欧米など他国はどうなっているのだろうか?不勉強なんでよく知らないが。でもスポーツにおいては日テレによる巨人のみの放送で、他のセリーグパリーグの試合はまったく放送されず、とてもプロ野球の健全な発展に寄与したとは思えない。これなんてもろに資本の影響を受けているのではないか!?


個人的にはジャーナリズムの中立性を保った報道はNHKが担当すればよいと思う。民放に過度の規制や中立性を求めなくても良いと思う。法律に反することやR-18の中身など通常放送に問題があるのだけは規制が必要だが・・・。
スポーツ新聞や特定分野の雑誌を楽しむ感覚で各局ものすごく色があったほうがバラエティに富んで面白いし、内容の濃いものが出来るのではないか!?現在でも各局の明確な違いがわからないし、番組の内容をそんなに監視しなくたって、国民もバカじゃないんだからきちんと内容を判断して、中身の薄い放送局はそのうち淘汰されていくだろうと思う。

それにより民放に対抗意識などを燃やして視聴率を意識するような番組編成をするNHKはあまり見ることがなくなってよいかと思う。正直視聴率を意識して民放っぽくやるNHKの番組はあんまり面白くない、と思っているので。


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