世界的デフレで景気回復はまだまだ先!?

今日はドバイショックの影響が欧州の株式と資源価格の下落などもあって、全面的な株安と円高になっています。まあ株価も先週だけで1,000円も値上がりしたみたいで、その反発もあるのでしょうけど・・・。


2009年は世界では株価が上昇しているのに、日本だけ取り残されて、さらに円高とデフレでダメージを受けているように日本国内の経済は大変苦しんでいます。
ただ世界経済を見ると2010年は緩やかな景気回復をするという予想が増えています。

ただ、逆にアメリカの商業不動産の価格下落や、各国の財政悪化に伴って、またバブルが崩壊する、という悲観論もあります。



今週の日経ビジネスの特集では、世界的な真正デフレの影響が出ており、景気回復に水を差すどころか、長期的な低迷になる可能性が高いようなことを書いていました。
確かに経済がグローバル化してくると、どうしてもアジアを中心とした低価格製品が入ってきます。600円台のジーンズが出るなど、今は低価格が話題になって活況を呈していますが、デフレ期ではますます貧富の差が開いてしまうようなのです。


アジアや中南米が発展してくるにつれ、先進国のデフレ・貧富の差は拡大していく可能性が高い。今週の日経ビジネスを読んで、今までとは全く違った中長期的な家計戦略を本気で考えないとこれからマズイことになるんではないかと、危機感をまた強くしてしまいました。


不調な時こそ動いて仕込むべし、とも言うし、いろいろと勉強していかないといけないですね。。。