やっぱりベストメンバー規定なんていらないと思うナビスコカップ!

昨日のナビスコカップで、浦和レッズジュビロ磐田に1−0で勝ちました。

浦和レッズは、代表召集や怪我人続出で、かなりのメンバーが試合に出れない状況です。公式戦出場経験がほとんどない若手で構成されているのにも関わらず、ナビスコカップでは暫定ながら首位を維持、決してメンバーを落としていない新潟や磐田に連勝できているのは凄いことじゃないでしょうか!?

代表メンバー:都築・闘莉王・阿部・山田直輝
負傷メンバー:田中達也・梅崎・ポンテ・堤・平川・堀之内・近藤・原口・そしてこの試合でアレックス・・・

レギュラーもしくはレギュラーを争うメンバーが13人も抜けているのです(TT)。
なので、ルーキーの出場試合も多い。なんとまだ6月なのに、負傷者とGKを除くフィールドプレーヤーで公式戦に出ていないのは、野田と橋本の2人のみ(--)。30人いるチームで2人のみって、ある意味緊急事態ですよね。。。

それでも結果を残しているわけで、若手の皆さんもすごいが、やっぱりフィンケ監督は本当にすごい監督だと思う。


普段出場機会が少ない選手が、与えられたチャンスを必死につかみ取ろうと、熱いプレーを繰り広げてくれているからこそ結果が出ているのでしょう。正直昨日の試合でもまだまだのシーンが多かったです。クリアで逃げるのが精いっぱいで波状攻撃を受けたり、何度前田にフリーでシュートをさせたか!?永田のサイド破られっぱなし、などなど。それでも1つ1つが彼らにとっては良い経験になり、これから夏場に向かう過密日程の中で層が厚くなるのは頼もしい限り。


ブログなどを読んでいると、多くのレッズサポーターも若手の台頭に喜んでいます。むしろ安易な補強に頼らずに、彼らの起用に拍手喝采くらいな感じです。西澤なんてかなり愛されている感じ(笑)。

僕らは別に、いつもベストメンバーを見たいとは思わないし、むしろ滅多に見ないし、スキル的にはまだまだでも、限られたチャンスで必死にプレーしている選手を見るというのも1つの楽しみなのです。
結果責任はクラブが負うわけですから、本当にベストメンバー規定なんぞはいらない、って今回の件でしみじみ思いました。

Jリーグ規約第42条の補足基準>

1.次の試合における先発メンバー11人は,当該試合直前のリーグ戦5試合(以下「直前5試合」という)の内,1試合以上先発メンバーとして出場した選手(以下「直前5試合先発選手」という)を6人以上含まなければならない.


まあ、直近5試合で1試合でも先発に出ている人が6人以上いればいいというと、逆に考えれば直近5試合で1回も先発していない人を5人まで含めることができるわけで、そう考えるとさほど厳しい規定ではないのですが、やっぱりお偉がたが騒ぐから印象が悪くなったんでしょうね・・・。


フィンケの走るサッカーは夏場は厳しいと思います。過ごしやすい気候のゴールデンウィークの連戦もほぼ固定メンバーで戦ってパフォーマンスが落ちてしまいました。夏場の連戦はローテーションをしなければ乗り切れない、逆にローテーションをしっかりできれば他チームより優位になるかもしれないわけで、ナビスコでの若手台頭は本当に期待したいところです。


フィンケ監督も、代表選手だから無条件にレギュラー!とかではなくて、多少スキルが落ちても、ローテーションをしてほしいですね〜♪
でもJリーグが再開したらどんなメンバーになるか楽しみです!今出場している選手が誰も出なくなる、なんてことはナシにしてほしいけど・・・。