惜しかった・・・。ガンバ大阪戦

浦和レッズ0−0ガンバ大阪

かなり惜しい攻撃があったし、守備もお互いに素晴らしく見ごたえのある試合でしたが、残念ながら0−0の引き分け。開始早々のエジミウソンのチャンスや、山田直輝の2回のポストのシュートなど、決定機はあったのですが、いずれも決められませんでした。

まあ、レアンドロのカウンターや明神のシュートなどきわどいシーンもあったので、5分5分といったところでしょうか!?


それにしてもあのガンバにポゼッションで上回り、多彩なパス交換による展開ができたのは凄いと思いました。特に山田直輝の最初にポストを当てた決定的なシーンは、サイドチェンジ+ショートパス+スペースの飛び出し、とまさに連動した形を見せてくれて、昨年までとは大違いです!


賛否両論ありそうですが、個人的にはエスクデロがこの試合はよかったように思います。上のシーンでも体を張って2人を引き付けたからこそ、局面を突破できましたし、彼のトラップのかわし方やボールキープ時の体の使い方、キープ力などは結構いいように思います。4−2−3−1ではうまく機能していたんじゃないでしょうか!?

ただ、球離れが遅いのと、シュートの意識が少ないので(これは全員に言えますが・・・。)、この辺りを解消すればポンテ・梅崎・達也が戻ってきても充分スタメン争いに加われる気がします。

ただ、阿部のFKの時のコミュニケーションミスとかポジショニングのミスとか、なんか技術的なプレー以外でのミスが結構あるような気がしますが・・・。


でも攻撃陣が若い♪エジミウソンも26歳だし、エスクデロ20歳、山田直輝18歳、原口元気18歳・・・。これだけ若い人が攻撃陣を担っているチームはあんまりないでしょう。去年までとは大違い。それでいてあれだけの内容を見せられるのは凄いと思いますし、期待しちゃいますよね♪

もちろんチームとしてまだまだ課題も多いので、喜んでもいられない。やっぱりシュートが、特に枠に飛ぶシュートが少ないのと、セットプレーであんまりチャンスを感じられないので、そのあたりをどう解消していくか?重要です。


そんな中攻撃陣のベテラン勢がフィットしないです。高原は判断がすごく遅くなってますね。動き出しをしてボールをもらってもそこから1テンポ遅いのです。プレーに迷いが見られる。ダイレクトでのパス&ゴーなどもないし。彼はドリブル突破してシュートっていうシーンは全盛期の時もそんな見たことないので、もっとシンプルに捌いてもらってを繰り返してもらいたいです。

でもフィンケの起用法だと全然良さは活かされないですよね。やっぱりエジミウソンが好調だからだろうけど、エジミウソンの位置(トップ)にいないと輝かない気も。でもポストプレーとかパスとかはエジミウソンの方がだいぶうまい気がするから、難しいところ・・・。

次節は山田直輝が出場停止、ポンテの復帰もまだなので、高原のスタメンの可能性が高いように思います。エジ高の2トップがフィットしているシーンはほとんど見たことないですが、高原にとってはチャンスでもあり、正念場でもある気がします。


アレックスはやっぱり運動量が少なすぎるのと、プレースタイルがボールを保持してからどうにかしよう、という展開なので、フィンケ監督はいまいち良い起用法を思いついていないのかもしれません。負傷上がりで慎重を期している、というのもありますが、いきなり突貫工事とはいえ復帰戦で90分使ったことを考えると、あながち負傷上がりだけが理由ではない気がします。

サイドバックだと守備面が辛すぎる。細貝もやられるシーンは確かに多いですが、そうであるならアレックスだったらもっとやられるんじゃないかな!?なんだかんだ細貝の1対1のディフェンスは強いと思うし。本来のボランチでやらせてあげたいが・・・。


今のレッズで山田直輝がいないサッカーが考えづらくなっている。次節は山田直輝出場停止でポンテ負傷で不在。かなり厳しい勝負になりそう(--)。