政治家の世襲規制議論ってどうなんだろう・・・?

政治家の世襲規制で、政治家の3親等以内の人が立候補する場合、同じ選挙区に出てはいけない、という規制をかけようという動きがあるようです。(今朝のニュースでやっていました。)


・・・この議論の目的は何なんだろ??世襲の政治家はそんなにダメなんだろうか。確かに今の日本の政治家は代々政治家という人が多いのは事実で、新しい発想がわきにくいという面もあるのだろうけど、逆に言えば政治家である親や親戚を見て育ってきているので、政治リテラシーは非常に高いように思います。その能力を適正に発揮してもらえれば、全然問題ないかと。


同じ選挙区だと、癒着とかが生まれる(生まれている?)から、同じ選挙区に出してはいけない、という規制にするのだというのもあります。ただ選挙区民が全員が全員癒着があるはずもなく、テレビのコメンテーターも

「選挙で選ぶのは有権者で、その候補者を実際に選んでいるんだから、むしろ有権者(選ぶ側)の問題なのでは・・・!?」

みたいなことをおっしゃっていて、納得感が高かったです。


規制で一律に決めると、世襲だから不利みたいな流れができて、本当に優秀でも選ばれない可能性も出てきてしまうかと。同じ選挙区でも本当に「応援したい!」と思う人であれば、全然誰の子供でもいいのではないでしょうか!?


癒着とか利権とかを防ぎたいのであれば、今の自民党長期政権こそ究極の癒着利権生み出しの原因だと思うので、本気で防ぎたいなら、世襲規制ではなくて、3期連続政権は担えない、とかそういう規制にすればいいと思う・・・。


有権者が誰を「応援したいか!」ということを本気で考えれば、この規制は必要ないと思います。ある意味、有権者側の姿勢が問われているんじゃないかな〜!?