中川大臣の辞任と、麻生総理・自民党の行く末

<NIKKEI NETより:中川財務相辞任、海外でも反響>

ろれつが回らない、不明瞭会見の結果中川大臣がついに辞任をしました。昨日朝は続投表明だったのですが、半日ともたなかったですね。。。

記者会見を見ましたが、たしかに残念ながらあれは酷い会見でした。完全に意識が朦朧としていましたね。
でも本人が言っていた薬の影響というのは本当だと思います。海外ではオフィシャルな昼食でもワインが出るというし、元々飲めない人ではないみたいなので、やはりワインを飲んでしまうのも礼儀という意味も含めてしょうがない。それが本人が思っていたより強い薬の反応が出てしまったものだと思います。

で、あの状態は記者会見の席上についてからなったとはあんまり思えないんですよね〜。席座るまでピンピンしていて、記者会見が始まったらあの状態になった、というのはにわかに信じがたい。周りのメンバーがなぜとめられなかったのか?体調不良だったり、まず水を飲ませて会話をしてから、などなど周りのフォローも足りなかったように思います。


しかし支持率低迷に悩む麻生総理にとってますます厳しいものになりましたね。今朝の朝日新聞では予算成立後の麻生内閣退陣も現実味を帯びてきた、というような趣旨の記事がありましたが、選挙を経ずに総理大臣が4人も代わるのは果たして民主主義といえるのでしょうか!?麻生内閣が退陣する時はきっちり選挙をするべきだと思います。


NIKKEI NETでは、海外メディアもいよいよ自民党支配体制が終了し、政権交代を予想しているようです。よく民主党はバラバラで任せられない、などの話をよく聞きますが、今の自民党もバラバラでとても任せられる政党ではないかな、という気がしています。今まで政権を担ってきた安心感というのはあるとは思いますが、現状では政治不信が解消されることはないだろうと見ています。

小沢が変なこと(選挙の意味をなくすような政界再編)をしないことは願いますが・・・。下手したらやりそうだからな〜。以前の民主党自民党大合併の話もありましたからね。。。