社内での営業向け講演会

社内のメンバーによる、若手社員向けの教育です。今までは同じ部署の高い役職の人が過去の経験談を語る、というパターンが多くて正直あまり面白くなかったのですが、本日のマネージャーのお話は凄く面白かったです。これならあまり興味を示さなかった人も興味を持って参加してもらえるのではないでしょうか!?
やはり人前で話をする教育は、役職ではなくてプレゼンテーションの旨い人、やる気のある人で構成するべきだと思います(^^)。

いくつかお話をいただきましたが、簡単に「雑談の大切さ」「幹事」「考えること」の3つに触れてみます。


雑談の大切さ、雑談ができることによる組織活性化や相手との距離感を埋める作業ができる。雑談というものも相手の興味のあることなどがわからないと話が弾まないため、雑談をするためにもインプット作業は欠かせない。営業先の情報などインプット収集不足をご指摘されていたが、確かにもっと視野を広くもってインプット作業をしていかなければいけないと改めて思いました。


あと面白かったのは、「飲み会の幹事業務は仕事のつもりでやれ」の話でした。「これで差がつく幹事の仕事」を題材にされたようですが、全部で5つの要素が幹事をすることによって鍛えられるとのことです。

 1)最も大事なのは企画力
   ・・・最大公約数を見つける。アイデアも問われる
 2)スケジュール管理も大切
   ・・・いつまでに何をしなければいけない!?
 3)予算管理
 4)飲食店との交渉で交渉力を伸ばす
   ・・・予算内でよりよいサービスを引き出す
 5)当日の振る舞い

僕は結構率先して幹事をやるほうなのでわかりますが、力を入れて幹事をやるとすごくメリットがあると思っています。残念ながら同じような会でも、やっぱり幹事によって面白い会かそうでない会かがわかれます。本人のヤル気の問題も大いにあるとは思いますが・・・。特に会社関係はかなり差が出ますね(--)。しょうがなくやっている人の幹事は、単に調整をしているだけで、とにかくやり遂げればいいや、という雰囲気が見えてしまいます。自分の面倒くささが先立って、参加する人のおもてなしとか、場の面白さの創出とかは二の次になってしまうんですよね。場が盛り上がれば自分も楽しいはずなのですが。。。

幹事はやらないと損だと思います。いろいろな調整が必要なものの、自分のアイデア力や発想力が鍛えられますし、何より幹事をすることによって周りの人への影響力が他の人より圧倒的に高まります。会社のうちのグループでは6年目なのに、未だに一番若手なので、ことあるごとに幹事をやっていますし、結婚式の2次会の幹事とか、勝手に社内でバドミントン交流会を作ったりとか、いろいろやっていますが、幹事的な活動をしていると結果的に自分のやりたいことができるようになってきています。行きたいお店に行ったり、行きたいタイミングで遊んだり、などなど。もちろん一人よがりの幹事活動じゃダメなので、いかに協力的な関係を築けるか?が大切。となると人脈構築の勉強にもなります。
面倒くさい部分は確かにありますが、幹事をやることは個人的にはいいことの方が圧倒的に多い気がしていますね☆


いかに深く考えるか、ということも大事になってきます。トヨタなどはよく「なぜ?を5回繰り返せ」といっていますが、同じ物事を見るにしても表面的なデータだけを見るのではなく、なぜこういう結果が出ているのか?原因は?と考えていくと本質が見えてくるような気がします。正直これだけ突き詰めるのは相当難しいと思います。自分も考えの浅さを改めて認識させられた感があります。。。

不景気だけど伸びている企業があるわけで、営業の立場からすればそこを旨く見つけてお客様とできるか!?まさにこれからは発想力や考え抜く力が重要になってくる気がしています。これからは物事を見るにしろ「なぜなんだろう?」ともう1歩深く考えることを習慣としていきたいと思っています(^o^)//。