三国志ライブ 〜三国志とマーケティングを考える〜 に木曜日参加してきました♪

エントリーが遅くなってしまったけど、木曜日にM&C研究所が主催したセミナー「三国志ライブ」に参加してきました♪

M&C代表の弘中さんと、「さおだけ屋はなぜ潰れないのか」の著書である山田真哉さんのトークセッションでした!
三国志好きがあいまってとにかくセミナーをやってみよう、というコンセプトだったのですが、有料セミナーなのに120人くらいの参加者が集まっていて大盛況でした!しかも驚くことに参加者の3分の2くらいの人は三国志を「よく知らない」と答えていたのには相当驚きでした。歴史とマーケティングをつなぐ、歴史から学ぶ、などなどの重要性をしみじみと感じた瞬間でしたね〜。

僕は三国志は小説も読んでるし、ゲームもやっていたし、とすごく好きなのでかなり楽しめました♪ビジネスにつながる展開もいくつかあって参考になる部分はもちろん多々あったけど、三国志のことをとにかく楽しく話そうっていう趣旨の方が大きかったですね。ただ参加者の満足度が高かったようで、弘中さんが「もう1回セミナーやったら来ますか?」ときいたらほぼ100%の人が手をあげていました♪確かに面白かったので、また行きたいです!


セミナーの話しで面白かったこと>
三国志は、日本の戦国時代や幕末の話と比べて分かりにくいのは、前半は「友情モノ」、後半は「天才モノ」と物語の要素が途中から全く異なっているため。だからこそ幅広い層の感情移入を起こすことができ、いろんな層を取り込めることができた。「魅力」はいかに多くの人に「感情移入」をさせるのかが重要になってくる。

・「関羽の重ね着論」
  →関羽が一時的に曹操に降伏した時、曹操関羽の心を掴もうと高価な着物を大量に贈ったのだが、関羽はその着物の上に、劉備と共にいた頃から来ていたボロボロの着物を着て、劉備への忠誠心をアピールした。
   →もっとも外側のものにPR力がある。展示会でももっとも巨大な手提げ袋を作ったら、他のブースからもらった袋もそこに入れてしまうため、結果的にその大きな袋の企業だけ広くPRされる。

・「孔明の祭壇論」
  →映画「レッドクリフ」の舞台になっている「赤壁の戦い」で、孔明が祭壇を作って東南の風を起こしたように見せかけた手法。天気を見ていればほぼ必ず東南の風が吹くことはわかっていたはずだが、それをあえて儀式にしたことで、「決定的瞬間」を多くの人に目撃をさせてPRする手法。入場者○○人達成!イベントとかにまさになる。ウチの展示会とかでやってみたら面白いかも!?(展示会に出展できればだけど。。。)

・インターネット漫画「劉備くん」
  →著者本人も言っている、へなちょこな絵によるへなちょこな三国志ですwとりあえず第1話を読んでみましたが、何ともいえない雰囲気が・・・(><)。案外面白いかもしれません!


その他いろいろ面白いことはありました。総じて満足度高かったです!ビジネスを三国志とか歴史に例えて、それを表現すると面白くできるのだなと思いました。少し前に日経BPNetで富士通が「直江兼継」や「平清盛」をテーマとしてITに結び付けていました。ああいう手法は真似したいかも♪