「グリーンスパン後の世界経済が始まる」


日経新聞社説>
http://www.nikkei.co.jp/news/shasetsu/index20060129MS3M2900229012006.html


アメリカで18年間にわたり、米連邦準備理事会(FRB)のトップとして世界の経済に多大な影響を与えてきたアラン・グリースパン議長が引退される。氏が歩んできた時代・政策と、後継者の試練について評論している。


この変化の激しい経済の世界で、18年間にわたりアメリカの、いや世界のトップとして金融政策を仕切ってきたグリーンスパン議長。日本でもある程度ビジネスに関わっている人間ならば知らない人はいないだろう。


しかし一挙手一投足が世界経済に影響を与える立場にいる、そして比較的良い方に経済を導くことが出来たので、いまや替えが効かない、伝説の人間となりつつある。


多くの時代の変化に対応できたことと、迅速な対処を行ってきたことが長期の任期を全うすることが出来たポイントだと思う。細かな舵取りを行わなくては世界経済がどこへ行くか分からない。そのプレッシャーはさぞすごいことだったろう。


アメリカの赤字はすごい額になりつつある。さらに貯蓄率もマイナスであるという、まさに借金大国。(もちろん日本ほどではないが。)債権取引により世界のマネーが流れ込んでいるが、危ない橋を渡っていることは間違いないと思う。


後継者となるベン・バーナンキ氏のプレッシャーは相当なものになるであろう。もし失政などしようものなら世界の経済が傾く可能性が高くなる。日本も影響を受けないわけがない。しかしこのマネーの流れは延々と続くのだろうか?みんなでアクセルを踏みっ放しなのでは、という恐怖はある。


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